金烏


蝶が舞う


白く輝く蝶

時折、光を浴びては七色にも見える蝶

太陽の光よりも強い光を持つ蝶


あまりにも強い光に、眼と心を奪われ自分を見失う

それは、とても美しく、このまま世の果てまで



その光の源は一体なんなのか

それは誰も知らないし、知る余地もない


光輝く蝶の圧倒的な姿に、鳥や虫たち、そして木々さえも魅了される



手招きされるように蝶の後を追うと湖畔に辿り着いた

またしても、眼と心を奪われる

光輝く湖の水面の美しさに


我に帰ると、そこに蝶の姿はなく

取り残された私は、記憶を辿ってみるけれど、

どこにいるのか、どこへ帰ればいいのか分からず途方にくれる



一瞬のような永遠のような出来事



すべてひかり

そして幻想



© 2023 by mika Noguchi

Proudly created with Wix.com