混沌



バイト先のレジカウンターに透明の仕切り?が出来てた。

お客さんと店員とのコロナ対策。


店長と、こんな環境じゃ本買う気失せますね。と朝礼で話す。


今日から時短になり今までよりも1時間早く帰る事になった。


バイト帰り、いつもどおり、1Fで食料品の買いものに。

そこのお店も透明の仕切りが出来てた。

そして、なんと、そこの店員は手袋をはめていた。歯医者さんとかがしてる手袋。

びっくりした。そこまでやるか。と。




接客してなんぼな事もあるのに、変にお互い距離を取る。

人間らしくない生活だと、そんな事を今日は思った。



帰りの駅が閑散としていて、この状況だから、これでいいんだろうけど、

その閑散とした駅に警察官2人だけがビシッと立っていて、その光景を見たら、こんな思いをしたくて、この世に生まれて来たのか?と思ってしまった。

そしたら、ちょっと涙ぐみそうになって早足でホームに向かった。


それでも今日は、天気がよくて、電車の中から見えるいつもの景色は綺麗で。


いつもの駅で降りて、歩き始めると、おばあちゃん達が柴犬を待たせて楽しそうに会話していた。

未来は明るいと自分に言い聞かせてみたけど、ぬぉーっと言葉にならない声がでた。




家に着いて、父が植えた木に向かって、大変な時代になっちゃったよ。と話しかける。

そして、何も考えずに好きな写真を、ただボーッと眺めた。




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