娘の事



娘が、何時にお風呂入るの?と聞いてきて、なんとなく??と思っていた。

分からない。と答えて、しばらく娘とたわいもない話をして、お風呂に入る時間を聞かれたことも忘れて、スーッとお風呂へ入ろうとした。

すると、娘がニタニタしながら一緒に入ってきた。

あーさっき聞いてきたのは、一緒に入りたかったんだと察した。


ちょっと一緒に入るの邪魔なんですけどーっと笑って言ってみたが、そんなのお構いなしで入ってきた、一緒に入るのはいつぶりだろうか?

思い出せないくらい。


こういう時は、何か話がある時が多い。

すると学校であった事、今、娘が考えている事など、ベラベラ喋り出した。


比較的、普段から会話もするし相談も受ける。

でも、お風呂だからこそ話せる話だったようで・・

いつもの会話とは少し内容に重みはあった。


いわゆる思春期なわけなので、良い意味で雑な子育てをしている私でも、しっかり耳を傾け、少し長く生きている同じ女性としてアドバイスをいくつか。

府に落ちたようで、表情もスッキリしたように感じた。

(「良い意味で雑な子育て」と娘に言われた。それは娘として楽だと言っていた。)


便利な時代、情報が多過ぎる時代に生きているからこそ、色々あるのだとお気持ち察した。


お悩み相談風呂の終盤、お互い近い未来についてビジョンを話す。

「正直言って、ご覧の通り私は私の事で精一杯です。母として最低限のことしか出来ません。なので当てにせず、自分の人生は自分で切り開いて下さい。」と私。

「はい、当てにしてません。ちゃんと背中を見てるから大丈夫です。」と娘。


この意味は薄々わかっていると思うけど、ちゃんとこの意味が分かるように、私らしい私しか出来ない生き方を、この背中で見せ続けていこうと思う。



母と娘。という世間一般的から見る関係性。

間違いなく、私が産んだ娘だし、その関係性に間違いはないのだけれど、

こういう話は、母としてのアドバイスよりも、同じ女性という立場に立って会話する事が大切なんだと最近よく思う。同じ女性として扱う必要がある。

その方が、お互い心地よい関係性を築けるのだと思う。




それでも洗濯物のポッケからお菓子のおまけなのか、謎の小物が出て来てきたりもするけど、とにかく、しっかりと自分の人生を後悔しないように生きて欲しいと思う。


© 2023 by mika Noguchi

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