4月の支度


本屋の連勤が終わった。年に一度の棚卸しのため世話しない日々だった。

今回は順調で他を手伝う余裕もあった。私達はカウントはしないから、正確には棚卸しの準備って事になるのかもしれないけど。とりあえずひと段落。



先週からマスク着用が義務づけられる。

マスクが化繊だから肌が荒れる。花粉はちょっと落ち着いてきた気がする。

お客さんは少なめ。でも、まとめ買いをする人が多い。



子供たちはお菓子作りにハマっている。

私はあんまりお菓子作りしない。





気が向いた時、音楽を聴きながら通勤してる。

feivaritto mixというのがあって私の好きそうな曲を選曲してくれる。なかなか便利。

でも今その曲を聴く気分じゃないんだなぁって事もある。



先日、気分と天気と情景と全てがピッタリに合って流れてきた曲に思わず笑顔になった朝があった。



「4月の支度」青葉市子


風に吹かれて あなたの髪

忍び込むの

自転車から 切り取る

新しい景色に くさりをかけるように

腰に 添えた あたたかさも

あなたになら 奪われてもいい

静かな町

定食屋の懐かしさよ

あなたの隣で生きている

夢の ように

いずれ揺らぐ危うさも

春の光に 甘く 溶けて ゆく






流れていく季節に、満開になった桜を横目に、追われないように、一日一日を過ごす。


© 2023 by mika Noguchi

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