
シンガーソングライター石塚明由子さんの歌詞を作るワークショップへ。
去年、参加して今回で2回目。
事前に曲が送られてきて聴き込み、ワークショップ内一時間で作詞する。
それぞれ作った歌詞で明由子さんがギターで演奏し歌う。
そして、その歌詞の背景を作者に聞き、周りは、どう感じたのかを話す。
これは、一種のセラピーだと思う。
同じ曲でも、皆それぞれに作り出す歌詞は全く違う。
曲の雰囲気さえも変わる。
それが、とても興味深く面白さでもある。
普段、文章を人目に出すことがない私は自分をさらけ出す勇気が必要で、
とても恥ずかしい。
と思っていた前回までは。
今回は恥ずかしさは吹っ切れた。緊張はするけれど。
イメージをドンドン膨らませていく。何度も繰り返す曲と言葉。
使いたい言葉があっても、音符にはめていくので、文字数に制限がかかる。
その制限が結構ポイントなんだと思うけど。
ピタッとハマったときの感覚は快楽に近い気がする。
普段使っていない思考を使うので、毎回ちょっぴり頭が痛くなるけど面白い。
「ある岸辺」
水の音 跳ねる
キラキラとひかり
鳥はさえずる
ここちよく
時はうつろい
春風がふいて
陽はまたたかくなり
沈んでいく
やがて色あせ
消えることなく
涙を流して
過ぎ去りし日々を
君と共に行こう
いつか
見てた
岸辺に